言いたいことはそれだけか

KotlinとかAndroidとかが好きです。調べたことをメモします。٩( 'ω' )و

アメリカでUberにiPhone置き忘れて無事に回収した。SIMは通話付きを買おうな!

[2018/06/13 追記しました]

事の顛末

一週間くらい出張でUS(CA, Palo Alto)に来ている。Palo AltoはSan Fransiscoと異なり移動は車が基本になる。なので出勤はUberを利用しているのだが、車内にiPhoneを置き忘れる事件が発生。先日のGoogle I/OiPhoneを置き忘れた話を見かけたがまさか自分が同じ事になるとは思わなかった 😇

azihsoyn.hatenablog.com

私がラッキーだったのは、メインで使っていた端末が無くしたiPhoneではなく、別のAndroid端末だった事。日本から持って来た端末は2台だが、現地でSIMを1枚だけ買ってAndroidの方に挿して使っていた。つまり、iPhoneを無くしても常にネットワークに接続できるし、帰りのUberも呼べるしで緊急で困ることはなかった。あとiPhoneはプライベートで使っていただけだったので会社の情報とかも入っていなかったので一安心。とはいえまたiPhone買い直して$800とか払うのもバカバカしいので取り戻す事にした。ちなみにiPhoneはSIMさしてないとオフラインなので「iPhoneを探す」が使えない😇😇

Uberアプリは無くしたものを取り戻すのも便利。ただし電話番号とSMSが必須。

ドライバーとなんとか連絡をとりたくてUberアプリを色々さわる。乗車情報より「持ち物を紛失した」のメニューを発見。ここまではいいんだけど、Uberはプライバシーとかの観点からかドライバーと乗客が直接やりとりするのを極力減らす設計になっており、Uberを経由した電話で連絡を取る事になる。

どういうことかと言うと、こちらが連絡してほしい番号をUberにアプリ経由で送信し、Uberがドライバーに連絡するのだが、ドライバーはUberから連絡された番号にかけても直接乗客の番号に繋がるのではなくUberの番号に繋がり、そこから自動で通話が転送される。通話終了後、どちらかが掛け直しても相手に繋がらないような仕組みになっていた。

私の場合は電話番号を送信したらすぐにかかって来た。1 "Are you an Uber driver?"って聞いたらそうだって言われたので、「自分が今朝の乗客であること 」と「iPhoneを無くしたらしいこと」を伝えると、「今日は何人か乗せたから誰かわかんないけど、とりあえずiPhoneには気がつかなかった。でも調べてまた折り返し連絡するね」って言ってくれて通話終了。この時点では気がついてなかったけど、向こうから折り返すことがUberの仕組み上できなかった。

ずっと待ってても連絡が来ないのでどうしたもんかなぁと次の日の朝周りに相談したら「アメリカはグイグイpushしないと無くしたものは戻って来ない」と言われたのでPushすることにする。

もう一度同じメニューから連絡をとってみたけど今度は繋がらず。別の問い合わせ先を探していたら "I couldn't reach my driver about a lost item" 2 があったのでこちらからも連絡してみる事にする。先ほどと同様電話番号を送信する仕組みになっていた。今度はサポートからメッセージが来て、「ドライバーと連絡がついてiPhone見つかったらしい。向こうから連絡くると思うからちょっと待っててくれ」3 と言われたので待つ。

しばらくするとSMSがドライバーより届いて、「どこに住んでるの?」と聞かれて住所を教えると「$20でそこまで持っていくか、San JoseのUberのオフィスに預けるかどっちがいいか選んで」と言われたので持って来てもらう事にした。そこから時間とかのやりとりを全てSMS上で行い、その日の晩4にドライバーが来てくれて無事iPhoneを受け取った。彼曰く、「本当はもっと早く(最初の電話で約束した通り)掛け直してあげたかったんだけど繋がらなかったんだよねー」とのこと。ちなみに受け取る時に$20をキャッシュで支払ったのだが、どうやらUberを通じて返すと$15がアカウントに課金されるので$5で私はSan Joseにいく手間と時間を買って、ドライバーは$20をポケットに入れることができたっぽい。5

[2018/06/13 追記 ここから]
後日Uberのサポートから「落し物見つかったって聞いたから$15がライド料金に含まれるように調整しておいたよ、$15は全額ドライバーに支払われるよ」という連絡が来ました。
[2018/06/13 追記 ここまで]

タイムライン

  • 6/6 9:00
    • 出勤途中のUberiPhoneを置き忘れる。多分上記のブログと同じくポケットから落ちたのに気がつかないまま降りてしまったと思われる。
    • 出勤してiPhoneがない事に気がつくも、部屋に置き忘れたのかも?と思って特に何もせず
  • 6/6 18:30
    • 帰宅。iPhoneがないか部屋中探すが見つからず。Paring済みのBluetooth earphoneで端末を探すの結構便利だった。
  • 6/6 19:00
    • AndroidUberのアプリを立ち上げヘルプメニューになんかないか探し始める。乗車情報より「持ち物を紛失した」のメニューを発見
    • ドライバーと電話で話す。車内をチェックして折り返し連絡をくれることに
  • 6/7 9:00
    • 一晩明けてもドライバーから連絡がないので再度連絡を試みるが繋がらない
    • Uberサポートに連絡
    • ドライバーからSMSが来て$20で持って来てもらうことを約束する
  • 6/7 20:00
    • ドライバーからiPhoneを受け取る

雑感

  • 今回の出張でたまたまSIMは通話付きのもの6を買っていたのでとてもスムーズにいった。通話なしのSIMを買っていたら相当面倒だったと思う。
    • 日本だとSMSはMFAくらいにしか使っていないけど意外と他の国では使われるのだろうか。
  • Uberのドライバーと乗客を直接繋がないプライバシーに配慮したサービス設計は参考になった。
  • 今回ドライバーに私た$20が出張中支払った唯一のキャッシュだった。念のため空港で換金しておいてよかった


言いたいことは以上です。


  1. 相手もどういう感じでかけてるかわからないので、"Hello?“ "Hello?"ってお互い何度か言う羽目になってしまった。コントか。

  2. この辺なぜか英語で表示されている。ローカライズ頑張れ!とどうしてもアプリ開発者目線でみてしまう。

  3. 実際はおきまりの「Sorry to hear about your phone」で始まる丁寧でながーい文章が送られて来た。

  4. 晩といってもサマータイムで20:00でも明るくてびっくりした。

  5. Uberが受け取る$15のうち、いくらドライバーに渡るかは不明。

  6. San FransiscoのAT&Tの店舗で通話付きSIMを買った。店員のお姉さんがすごいネイルで器用にSIMを扱っていたのが印象的だった。